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3DSと「奇跡の仮面」のプレイ感想/評価

コンプリートまで進めたので、感想などをまとめておきたいと思います。

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ニンテンドー3DSの「3D」について

3Dになることによって、今までとまるで違う見た目になっていました。
例えば画面の「大きさ」や「画質」が良い方が見ていて楽しいように、「奥行き」も、ある方が楽しいです。

ボタン操作に関しては、これまでのDSとほぼ同じ。
上画面が3Dで、下画面が2Dの操作画面、という感じですので、
上の画面を見ながら下の画面を操作することが多かったです。
下画面に見えているものをタッチするシーンも多いですが、
上画面のカーソルを下画面で操作するときは、ノートパソコンのタッチパッドっぽい感じになります。特に不便ではありません。

気になるのは、目が疲れやすいといわれている点です。
長時間プレイすると目が疲れてきましたが、開始9時間ほど経ってのことでした。
他にも目が疲れてくると、うまく3Dに見えなくなってきたりもしました。
どちらかというと、3Dを見ていて疲れたというより、疲れたら3Dが3Dに見えなくなってきて、それで疲れたという感じがしました。
あと、下画面は2Dなので、3Dだけを見続けることにならなかったのも、疲れにくかった理由かもしれません。

ただし、3DS本体の右についている3Dのスイッチで、「どのくらい奥行きを出すか」を決めることができます。
これを少しだけにすれば、少しだけ奥行が出て、かつそれほど疲れない感じになります。
もしかすると3D機能を最高にするのは、テレビ音量を最高にするくらいの暴挙なのかもしれません。

うまく3Dに見えるためには、机に置いてのプレイするのが良いようですが、
今回のレイトンは机に置くことを前提にしたプレイスタイルになっているので、特に問題は感じませんでした。
Lボタン・Rボタンを多用するゲームでどうなるかはよくわかりません。

なお、今回は3Dを駆使しないと解けない問題はありません。
ナゾ133とナゾ144は3Dを駆使するようにすれば素晴らしい問題になるのに…。
(ロープを伝って下りていく問題。どのロープに落ちるかを3Dの奥行きで表現できる)
もしかしたら、製作者側は3D機能を使った謎をたくさん用意していたのに、
発売前に「子供が3Dを見すぎると危険」という報道があったから、全て2Dで解けるように変えたのかもしれません。
(例えばナゾ133は背景は3Dなのに、背景に結び付けられたロープだけ2Dで手前にあるので絵が少し変になっています。)

ゲームのボリュームについて

今回は攻略サイトを作りながら進めて、初回クリアまで23時間、フルコンプリートまで35時間程度でした。
ただし僕はパズルには相当慣れているので、普通の人なら100時間以上は遊べると思います。

ナゾの数は初回クリアまでで135問、その後の隠し要素で15問の計150問です。
Wi-Fiで毎日1問ダウンロードできる「日刊ナゾ通信」は、ナゾというより完全にパズルみたいな感じのようです。
ナゾ以外には、パズル系のサブゲームが2つと、ウサギを可愛がるゲームが1つと、レースゲームが1つあります。
また、ゲーム中のどこかに出てくる「コレクション」(40個)や「ひらめきコイン」(多分250枚)の収集もできます。

ゲームの内容について

人によって異なるでしょうし、ネタバレさせたくないのであまり書きませんが、面白かったです。
ちなみに僕は今回がレイトン初プレイです。

ナゾの内容について

ナゾのジャンルを大まかに分けると、以下のようになります。
パズル67問、推理15問、間違い探し16問、規則性4問、なぞなぞ13問、計算19問、迷路11問、暗号5問
ネット上では、今作はパズル問題が多いように言われることがありますが、それ以外の問題の方が多いです。

難易度は、僕のメモを参考にすると、簡単25%、普通50%、難しめ20%、超難しい5%というところでしょうか。
パズル慣れしていない人にとって楽しめる問題の数が多めになっているという印象です。
クリア前の135問の中では、ナゾ090、ナゾ093、ナゾ112あたりが難しいかなと思います。
クリア後の15問は難問が多いですが、ナゾ140、ナゾ145、ナゾ147、ナゾ149、ナゾ150あたりは特に難しめです。

ジャンル傾向としては、平面パズルが多い印象。
やはり問題が作りやすく、また1つのアイデアからたくさんの問題が作れるからでしょう。

暗号解読の問題はほとんどありません。(後半に2問くらい)
日本語でないと問題にならない問題がほとんどないという感じがするので、
今後の海外展開も考えている感じがしました。(過去作品は一部輸出されています)

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